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🌿「nature sings - listen -」art workshop

11月27日(日)ファンケル銀座スクエアにて

今年、製作発表させていただいた電子絵本「nature sings-listen-」発売記念といたしまして

月島アートスクール主催「nature sings -listen-」アートワークショップイベントが開催されまし

た。

オーガニックスペシャリスト、ジョン・ムーア氏による「オーガニックプランター作り」ワークショ

ップ、そしてわたくしのせたかこによる「手作り天然絵の具で描くボタニカルアート」ワークショッ

プの2つのワークショップを取り入れたイベントです。

会場となったファンケル 銀座スクエア10Fのロイヤルルームは

イベント時以外は一般開放されていない、都心の真ん中にある小さな隠れオアシスのような空間です☘

赤と白のシクラメンに覆われたガーデンと、クリスマス装飾された楽しく美しい空間の中で

アート×自然の両方を楽しめるイベントを行うことができました✨

始めにジョン・ムーア氏による「オーガニックプランターづくり」のワークショップ。

植物の成り立ち、光、土、虫からみる色の世界など、非常に興味深いお話でした。

ジョン・ムーア氏は、ご出身の自然豊かなアイルランドにて

幼初期の頃、一緒に暮らしていた祖母の影響を大きく受けながら培われてきたオーガニック哲学のも

と、これまでも自然に寄り添いながら生活してこられました。

現在は、危機的状況である日本古来の種を守る活動を精力的に行う一方で、ご自身でも様々な植物を

育てられています。

そんなジョン・ムーア氏のお話は、専門的でありながらも笑いを交えたとても温かい雰囲気の中おこ

なわれました。

人間同士にも相性があるのと同じように、植物にも相性があるということ、

月と植物の関係、

土の中の根っこは、人間の脳と同じであること

などなど 普段知るよしもしなかったお話ばかりで、新しい感覚を刺激されっぱなしです!

感覚を研ぎ澄まし、自然の声を聴くこと...。

ジョン・ムーア氏は日常生活の中で日々当たり前のように取り入れていらっしゃいます。

詳しい植物の話を聞いた後は

実際に参加者の方々が持参されたプランターに

ジョン・ムーア氏が用意して下さった土と種を植えます🌿

土の香りを嗅いだり

土の感触を手でじっくり感じながら 

皆さんおもいおもいに、ご自身のプランター作りをはじめました。

植える種も、種たちの相性を考え、ジョン・ムーア氏がセットしてくださったもの。

「えー!こんなに違う種類をいっぺんに入れてしまって大丈夫なのー??」

「根腐れはしないのー?」

今までの自分がもっていた常識を覆すようなジョン・ムーア氏の「myプランター作り」。

ここでもまた いろいろな感覚が刺激されます💡

さて、芽はいつ頃でてくるのでしょうか。。。

なんと参加者から頂いたその後のご報告によると

2日後に根っこが、、、、でてきたという事です......❢

早すぎはしませんかー⁉️

そしてその10日後の12月7日には、他の参加者によるプランターの画像を拝見させて頂いたところ

カイワレのように10㎝を超える長さの芽がにょき🌱にょき🌱と元気よく出ていました😲

この生命力はなんでしょう。

ジョン・ムーア氏はいいます。

「いい種といい土、そして光」。

なるほど…………🌞

次に、わたくしが担当させていただいた

「天然絵の具をつかった ボタニカルアート」のワークショップのはじまりです🌹

まず始めに少しだけ、ボタニカルアートの歴史やその意味についてお話しをさせていただきました。

ボタニカルアートといわれるルーツは、

大昔(2000年以上前の古代エジプト、ギリシア時代、中国の唐の時代)まで遡ります。

もともとは薬草として利用されていた植物の記録からはじまりました。

そしてヨーロッパで様々な種類の植物が移入され、薬草という概念を超え 見て楽しむようになって

いきました。

19世紀頃になると、イギリスを中心として植物画が盛んになり、

それが次第に日本でもボタニカルアート(植物画)として親しまれるようになりました。

そんなボタニカルアートを今回は、わたくしがあらかじめ用意した下絵をもとに

天然素材のみを使って作った手作りの水彩絵の具で、色塗りを楽しみました。

(※一部他社の天然素材絵の具製品も有り)

日々「繋がり」や「循環」を意識した作品の制作をしていることの多いわたしは

「土に還れる作品」を作りたいという想いのもと

自然環境の負担を極力少なくできないかと、天然素材の絵の具づくりの研究を独自で始めています。

今回使用した天然素材は、ウコン、唐辛子、抹茶、赤ビーツ、コーヒー、ハーブティ の他

天然食用着色料です。

葉の原料を使って色を塗れば 葉のリアルな色がでることは

考えたら、当然のことかもしれません。

美しい自然の色が再現することができます。

参加者の皆さんも

自然の色の鮮やかさに驚きながら

とてもきれいに色をのせていらっしゃいました。

ボタニカルアートといえば、

描くのは植物のみで、まわりは白の余白のままということが多いですが

今回は、それぞれ感じたままの色を背景に自由にのせていただきました。

絵を描くのが苦手と心配されていた方も

お楽しみいただけたようです。

楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうものです。

自然をテーマとした2つのワークショップが終わった後は

同ビル内のオーガニックレストラン「レストラン ぎんざ 泥武士」にて

素材にこだわった美味しいランチを頂きました。

いただいた「二の重弁当」は、ボリュームもたっぷり

女性にも男性にも大人気のランチだそうです。

お食事の時間も、参加者の方々は、植物やアートのことなどでお話が尽きません。

美味しいお食事と尽きない会話で

とても豊かな時間でした✨

お帰りの際には

月島アートスクールの方で用意して下さいました、

電子絵本「nature sings-listen-」の特製タンブラーをお持ち帰りいただきました。

今回のテーマとなった、アート×植物は

一見つながりがなさそうにみえて

実は感じる感性、観察する目

クリエイティブな思考を必要とするという面などで

共通点が多々ありました。

アートには

自然と調和して生きていくためのヒントが散りばめられいるのかもしれません。

そして自然は

アートをより深くしてくれるような気がしてなりません。

今回、コラボレーションをして下さったジョン・ムーアさんをはじめ

主催して下さった、月島アートスクール

素敵な空間をご提供してくださいました、ファンケル様

またオーガニックレストラン「レストラン ぎんざ 泥武士」様に心から感謝を申し上げます。

そして、今回足を運んでくださいました参加者の方々、

本当にどうもありがとうございました❗️

また皆様にお会いできる日を、楽しみにしています☘

★一般社団法人seeds of life★

★月島アートスクール★

★ファンケル 銀座スクエア★

★レストラン ぎんざ 泥武士★

◆電子書籍「nature sings - listen-」はこちらから購入できます。


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